OPERA DISCOVERYは、珍しい楽譜の研究と音源制作を通して多くの人々に作品の理解を深めることを目的としたイタリアのレーベル。レーベルのためのオーケストラ「オペラ・ディスカバリー・オーケストラ(Opera Discovery Orchestra)」を組織し、現在望むことのできる最高のアーティスト達と協力し、集中して作り上げられた作品の数々。今後オペラ作品にとどまらず、多くの作品を取り上げていく予定となっています。今回は、これまでも珍しいオペラ作品を数多く取り上げ、いずれも、その水準の高さから多くの称賛を受けているフランチェスコ・レッダ指揮による3アイテムとカタラーニの珍しい歌曲のアルバム、2023年12月発売予定のカタラーニの珍しいオペラをご紹介します。
パオレッタ・マッローク(ソプラノ:ゾーラ) Paoletta Marroc ファビオ・アルミリアート(テノール:ウン・ファルシアトーレ) Fabio Armiliato コロ・ダ・カメラ・ディ・ベッルーノ Coro da Camera di Belluno オーケストラ・クラシカ・イタリアーナ Orchestra Classica Italiana ファブリツィオ・ダ・ロス指揮 Fabrizio da Ros
マスカーニ:歌劇「ピノッタ」(2幕) シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(ソプラノ:ピノッタ) Silvia Dalla Benetta ファビオ・アルミリアート(テノール:バルド) Fabio Armiliato カルロ・コロンバーラ(バス:アンドレア) Carlo Colobbara クアドリクラヴィオ合唱団、ボローニャ Corale Quadriclavio di Bologna オペラ・ディスカバリー・オーケストラ Opera Discovery Orchestra フランチェスコ・レッダ指揮 Francesco Ledda 2019年6月ミラノ、アルフレード・キエーザ劇場での録音 収録時間:約44分 解説と作品概要の英語記載あり。 歌詞の記載はありませんがCDに記載されているHPへのアクセスにより入手可能(イタリア語)です。 OPERA DISCOVERY/アルブレー 1CC2426102 1CD 輸入CD
*若きマスカーニが「紡績工場にて:Folanda1881」と歌曲「君の星:La tua stella1882」を下地にして作品を書き始めるも挫折。ダイトルをピノッタとし1932年に改めて書き直しサン・レーモ劇場で初演。成功を納めましたが現在では耳にすることの出来ないオペラです。特徴ある美しいメロディーが全体的に聴かれ優しい雰囲気を伴う作品です。 *簡単なあらすじ:19世紀イタリア、ロンバルディア州の紡績工場で陽気な友人たちの中、働く孤児ピノッタ。孤独で内気なピノッタは労働者バルドを愛しているが伝えられない。アンドレアが二人の仲を取り持ち、ピノッタとバルドは結ばれます。 (アルブレー)