2023年5月に来日公演を行う準・メルクルと台湾フィルハーモニックの来日記念盤。2022年のライヴ録音盤です。準・メルクルは、これまでにリヨン国立管弦楽団やライプツィヒMDR交響楽団などの有名なオーケストラの首席指揮者を務め、2022年に台湾フィルハーモニックの第6代音楽監督に就任、オーケストラを世界的水準にまで引き上げています。このCDで聴ける演奏でも、オーケストラの高い技術は驚くべきもので、指揮者とオーケストラの相性の良さを感じさせます。ALTUSによるハイスペックな録音はCDでも十分に分かるもので、演奏のすばらしさを十分に伝えるものです。アジアのすばらしいオーケストラの実力を知ることのできる格好の一枚です。
収録情報
メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』 Op.26
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調『 イタリア』 Op.90
ドビュッシー:夜想曲*
ラヴェル:ラ・ヴァルス
準・メルクル指揮台湾フィルハーモニック(國家交響樂團)、台北室內合唱團*
ライヴ録音:2022年11月4・10日(メンデルスゾーン)、11日(ドビュッシー、ラヴェル)/國家表演藝術中心 コンサートホール(台北)