ザ・定盤~交響曲編

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「ザ・定盤」は、山野楽器が自信をもっておすすめするCDスペシャルセレクションです。その中から、タッフのオススメの交響曲のタイトルをご紹介!!


『ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」』 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

UCCS-50200 販売価格: ¥1,650 (税込)

『第九』の名で日本で親しまれるベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」の数ある録音の中でも、もっとも有名な録音の一つが帝王カラヤンとベルリン・フィルによる1983年の録音。ベルリン・フィルと何度もベートーヴェン作品の録音を残したカラヤンのベルリン・フィルとの最後の第九録音です。カラヤンのベートーヴェン解釈の集大成が記録された世紀の名盤です。

日本では「喜びの歌」と呼ばれ、親しまれているあの旋律が第4楽章に登場します。その部分だけ聴きたくなりますが、ベートーヴェンは、第1~3楽章までと第4楽章を対比させるように作曲しているので、ぜひ冒頭から通してお聴きになり、その対比を感じてみてください。

『ブラームス:交響曲第4番』 カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

UCCS-50088 販売価格: ¥1,650 (税込)

登場するだけで事件になった伝説的なカリスマ指揮者カルロス・クライバー。少ない正規録音の中でも、代表的な演奏の一つとなるのがウィーン・フィルと残したブラームスの交響曲第4番。録音当時49歳のクライバーは、躍動する指揮ぶりで名門ウィーン・フィルから極上の響きを引き出し、ブラームスの最後の交響曲にふさわしい圧巻の演奏を披露しています。不朽の名盤!!

第4楽章はシャコンヌという形式が取られ、バッハのカンタータからの影響が指摘されています。ブラームスがいかにバッハを尊敬していたかが分かりますね。

『モーツァルト:交響曲第39、40、41番』 ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

SICC-40016(2CD) 販売価格: ¥2,640 (税込)

1980年代から、これまでの解釈とは大きく異なる新時代のモーツァルト演奏を提示し続けた巨匠アーノンクール。特にモーツァルトの最後の3つの交響曲は、アーノンクールが最も力を注いだ3曲で、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、と2度の録音を行っていましたが、21世紀になって手兵のピリオド楽器オーケストラ、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとの録音に臨みました。アーノンクールのモーツァルト解釈の集大成であり、21世紀のスタンダードとなるモーツァルト録音でしょう。

交響曲第40番は、CMに使われたり、ポピュラーミュージックに使われたり、アイドルの楽曲にサンプリングされたりと、クラシック音楽以外でも知られた名曲です。また「ジュピター」の第4楽章は、「ジュピター音型」と呼ばれる「ド・レ・ファ・ミ」という主題が特徴的。この音型を追って聴いてみるのも楽しいものです。

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