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「ザ・定盤」は、山野楽器が自信をもっておすすめするCDスペシャルセレクションです。その中から、スタッフのオススメの古楽のタイトルをご紹介!!
『涙のパヴァーヌ〜リコーダー名曲集』 フランス・ブリュッヘン(リコーダー)他
WPCS-21090 販売価格: ¥1,100 (税込)
リコーダーという楽器の可能性を広げ、世にそのすごさを知らしめた偉大なる演奏家フランス・ブリュッヘン(1934-2014)。壮年期からの指揮者としての活躍の方が知られていますが、活動当初はリコーダー奏者として活躍していました。ひょろっと大きな体と大きな手でリコーダーを吹く姿は独特で、最初ブリュッヘンがリコーダーを持って録音会場に現れた時には、共演者たちからは笑いが起こったそうです。しかしいざ演奏が始まると、共演者たちは、ブリュッヘンのあまりの妙技に目を見張ることになったというエピソードが残されています。そんなリコーダー奏者としてのブリュッヘンのすごさを集めたこのアルバムは、彼の録音のベスト盤です。
『パッヘルベルのカノン〜バロック名曲集』 ジャン=フランソワ・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団
WPCS-21026 販売価格: ¥1,100 (税込)
古楽演奏が現在ほど当然の存在となる前、バロック音楽は主にBGMとして親しまれていました。有名な「パッヘルベルのカノン」をはじめ、「G線上のアリア」「アルビノーニのアダージョ」などのバロック音楽として親しまれてきた名曲の数々を、パイヤールが華やかにロマンティックに演奏しています。古楽演奏が当然となっている現在では一時代前の演奏とされていますが、今聴いても穏やかで美しい演奏は魅力あふれるものです。