〜窮極の名器で弾く最高のチェンバロ作品〜
巨匠レオンハルトの高弟、もはや洗練と品格を極めた境地に達している渡邊順生が、遂に巡り合った最高の楽器をもって、長年大切にしてきたフローベルガーとルイ・クープランの作品を録音。厳選された秀作から音楽の愉悦が自然と溢れ出る名演。必聴盤。
コジマ録音
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー
Johann Jacob Froberger (1616-1667)
トッカータ第9番 ハ長調 FbWV109
[1] Toccata N° 9 en ut-majeur, FbWV109
組曲第12番 ハ長調 FbWV612
Suite N° 12 en ut-majeur, FbWV612
[2] 1. Lamento sopra la dorolosa perdita della Real Maesta di Ferdinando IV, Ré de Romani &c.
(哀歌~ローマ王フェルディナント4世陛下の痛恨の崩御に寄す)
[3] 2. Gigue(ジーグ)
[4] 3. Courante(クーラント)
[5] 4. Sarabande(サラバンド)
[6] トッカータ第3番 ト長調 FbWV103
Toccata N° 3 en sol-majeur, FbWV103
組曲第19番 ハ短調 FbWV619
Suite N° 19 en ut-mineur, FbWV619
[7] 1. Allemande(アルマンド)
[8] 2. Gigue(ジーグ)
[9] 3. Courante(クーラント)
[10] 4. Sarabande(サラバンド)
トッカータ第10番 ヘ長調 FbWV110
[11] Toccata N° 10 en fa-majeur, FbWV110
リチェルカーレ第5番 ト短調 FbWV405
[12] Ricercar N° 5 en sol-mineur, FbWV405
悲嘆と墓碑(トンボー)~ブランロシェ氏の死に寄す FbWV632
[13] Affligée et Tombeau sur la mort de Monsieur Blanrocher, FbWV632
墓碑(トンボー)~皇帝フェルディナント3世陛下の哀切きわまる崩御に寄す FbWV633
[14] Tombeau sur la tres douloreuse Mort de sa Majeste Imperiale le Troisiesme Ferdinand, FbWV633
ルイ・クープラン
Louis Couperin (c1626-1661)
組曲 イ短調 Suite en la-mineur
[15] 1. Prélude à l’imitation de Mr. Froberger 6
(フローベルガー氏の模倣によるプレリュード)
[16] 2. Allemande 100(アルマンド)
[17] 3. Courante dit La Mignonne 105(クーラント「可憐」)
[18] 4. Courante II 106(第2クーラント)
[19] 5. Sarabande 109(サラバンド)
[20] 6. Menuet de Poitou 111(ポワトゥーのメヌエット)
[21] 7. La Piémontaise 102 (ピエモンテ風)
組曲 ハ長調 Suite en ut-majeur
[22] 1. Prélude 9(プレリュード)
[23] 2. Allemande 15(アルマンド)
[24] 3. Courante 16(クーラント)
[25] 4. Sarabande 25(サラバンド)
[26] 5. Chaconne 26(シャコンヌ)
パヴァーヌ 嬰ヘ短調
[27] Pavane en fa-dièse-mineur 120
渡邊順生(チェンバロ)
Yoshio Watanabe, harpsichord
使用楽器:作者不詳(1700年頃フランスで製作)[ローマ・メディチ荘所蔵]
Instrument: Anonymous, France c.1700 (Collection: Villa Médicis, Rome)
録音:メディチ荘(在ローマ・フランス国立アカデミー)、4月5、7~9日
Recorded: Villa Médicis (Académie de France à Rome); 5, 7-9 April 2023
渡邊順生 (チェンバロ)
チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ奏者、指揮者として活躍。論文執筆や楽譜校訂も手がける。2010年度サントリー音楽賞受賞。1950年、鎌倉に生まれる。1973年、一橋大学社会学部卒業。アムステルダム音楽院にてグスタフ・レオンハルトに師事。ソリスト・ディプロマおよびプリ・デクセランスを取得して同音楽院を卒業。その後ヨーロッパ各地にて演奏活動を行ない、1980年に帰国。以来、古楽器演奏の啓蒙と普及に努め、精力的な演奏活動を展開した。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィス、マックス・ファン・エグモントなど、欧米の名手・名歌手たちと多数共演。2019年に指揮したモンテヴェルディのオペラ『ポッペアの戴冠』で、三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を受賞した。
ソニー、創美企画、コジマ録音、セシル・レコードより多数のCDをリリース。『モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ』[共演:崎川晶子](コジマ録音、2006)及び『フレスコバルディ/フローベルガー:チェンバロ作品集』(コジマ録音、2016)でレコード・アカデミー賞を受賞した。
著書『チェンバロ・フォルテピアノ』(東京書籍、2000)は初期鍵盤楽器に関する包括的な解説書・研究書として、各方面で大きな反響を呼んだ。また2016年秋に上梓した『バッハ・古楽・チェロ~アンナー・ビルスマは語る~』(アルテス・パブリッシング、2016)もまた新聞・雑誌等で絶賛された(2020年春に改訂版を出版)。校訂楽譜としては、全音楽譜から、《幻想曲とソナタK.475+457》(1995)及び《トルコ行進曲付きソナタ》(2016)[共にモーツァルトの自筆譜に基づく]を出版している。
1983年以来、フェリス女学院短期大学音楽科、上野学園音楽学部、国立音楽大学等で教鞭を執り、現在も桐朋学園大学音楽学部で後進の指導に当たっている。日本チェンバロ協会会員。
上野信一&フォニックス・レフレクションによる池辺晋一郎 初の打楽器作品集!
広く深く、現代の打楽器音楽に取り組み続ける〈上野信一&フォニックス・レフレクション〉が、2023年に80歳を迎えた日本現代作曲界の重鎮・池辺晋一郎、初の打楽器作品集CDをリリース。2023年現在全15曲を数える池辺氏の打楽器作品のうち7曲が、作曲家本人も太鼓判を押す圧倒的演奏で収録された。作曲年は1978年から2022年にわたり、いずれも立て板に水のごとき自然でのびやかでウィットにとんだ作風は共通しつつも、時代による変遷も味わうことができる。収録作品の大半が世界初録音!
(コジマ録音)
池辺晋一郎:
[1] バイヴァランス VII 2人の打楽器奏者のために(2010)†
BIVALENCE VII for Two Percussionists
打楽器: 新野将之 高瀬真吾
[2] 木のあゆみ マリンバのために(2001)†
THE STEPS OF WOOD for Marimba
打楽器: 藤澤仁奈
[3] ティンパニは語り、そして呼びかける ティンパニ独奏(2012)†
THE TIMPANI TALK, AND THEN ANNOUNCE for Solo Timpani
打楽器: 上野信一
[4] 雨のむこうがわで 4人の打楽器奏者のために(1978)
ON THE OTHER SIDE OF RAIN for 4 Percussionists
打楽器: 東廉悟 佐藤直斗 城戸優花 青栁はる夏 指揮: 上野信一
サファリ I 6人の打楽器奏者のために(1990)†
SAFARI I for Six Percussionists
打楽器: 新野将之 足立有司 曲淵俊介 西村和 佐藤直斗 コマンダー: 上野信一
[5] I. 宴 (The Banquet)
[6] II. 出発 (Departure)
[7] III. サヴァンナにて (Departure)
[8] 樹の心 マリンバ・アンサンブルのために(2022)†
THE MIND OF TREE for Marimba Ensemble
打楽器: 亀尾洸一 曲淵俊介 藤澤仁奈 若﨑そら 上野信一
[9] テンテンイダテン 10人の打楽器奏者のために(1999)†
TEN・IDATEN for Ten Percussion Players
打楽器: 上野信一 高瀬真吾 青栁はる夏 西村和 足立有司 曲淵俊介 悪原至 佐藤直斗 城戸優花
新野将之
†……世界初録音 World Premiere Recording
録音:富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ 2022年5月9-10日、2023年8月24-25日
神奈川県立相模湖交流センター 2023年6月6-7日、7月26日
Recording Location:
Cultural Centre of Fujimi City Main Hall: 9-10 May 2022, & 21, 24-25 August 2023
Lake Sagami-ko Community Center: 6-7 June, & 26 July 2023
上野信一 Shiniti Uéno
マルチ・パーカッショニスト。元仏国立ストラスブール・フィルハーモニー打楽器奏者、仏国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団首席打楽器・ティンパニ奏者。パリ国際現代音楽コンクール・打楽器部門特別賞、マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール・ソロ打楽器部門第3位など受賞歴多数。米国、フランス、クロアチア、ルーマニア、中国、韓国などの国際フェスティバルにて招聘演奏。アンドレ・ジョリヴェ、P.クレストン、ウィリアム・クラフト、N.T.ダオの協奏曲を国内外のオーケストラと共演。ソロおよびグループのCD16枚(うち『レコード芸術』特選盤4枚)。『ヴィブラ=エルーファ』は『レコード・アカデミー賞現代音楽部門賞』ノミネート。『上野信一 ティンパニ作品集Vol.1 ソロ』に続き『上野信一 ティンパニ作品集Vol.2 コンチェルト』も好評。アンサンブル・ムジカ・ヴィヴァンテ、上野信一&フォニックス・レフレクション主宰/指揮/音楽監督。ヤマハ・アーティスト。
上野信一&フォニックス・レフレクション
マルチ・パーカッショニスト上野信一が、国内外で活躍するソリストたちと1988年に結成したパーカッション・グループ。毎年コンサートを行い、安倍圭子、J.N.ジヴコヴィッチ、E.セジョルネ、S.レナール等の世界的な演奏家とも共演。「西村朗 パーカッションの宇宙」「安倍圭子 マリンバの世界」「フォニックス・マリンバ・オーケストラ」「打楽器アンサンブルの潮流」など、様々な企画が国際的に注目を集め2014年クロアチア、2015年ルーマニア、2019年中国(上海IPEA)での国際打楽器フェスティバルにて招待演奏。グループとして現在までに11枚のCDをリリース。2013年には西村朗による打楽器オーケストラとヴォイスのための室内楽オペラ「バガヴァッド・ギーター」を世界初演し、NHK BSプレミアムで3度放映された。福士則夫「青海波」、安良岡章夫「10 スティックス」の演奏が、ISCM(国際作曲家協議会)主催のVirtual Collaborative SeriesとしてISCMウェブサイトで動画配信された。CD情報ならびに動画はウェブサイト(http://phonix.nows.jp/shinitiueno/phonix)、YouTube(https://www.youtube.com/@shiniti0phonix)で公開されている。
青栁はる夏
埼玉県出身。常総学院高等学校を卒業後、洗足学園音楽大学を卒業。同大学院を修了。13歳より打楽器を始める。第37回打楽器新人演奏会にて最優秀賞を受賞。現代音楽演奏コンクール”競楽”ⅩⅤにて入選及び審査員特別奨励賞を受賞。打楽器を堀尾伸二、古川玄一郎、竹島悟史に、室内楽を山本晶子、石井喜久子の各師に師事。
悪原至
国立音楽大学卒業時に矢田部賞を受賞し、同大学院修士課程修了時には最優秀賞を受賞。同大学院より博士号(音楽)を取得。ALM Recordsより『悪原至×打楽器Ⅱ』など2枚のCDをリリース。2021年、東京オペラシティ文化財団主催のリサイタルシリーズ「B→C」に出演。第23回日本クラシック音楽コンクールなど、国内4つのコンクールで第1位を受賞。岐阜聖徳学園大学専任講師。洗足学園音楽大学、国立音楽大学附属中学・高等学校非常勤講師。
東廉悟
東京都世田谷区出身。13歳より打楽器を始める。洗足学園音楽大学大学院を首席で卒業。大学院グランプリ演奏会において準グランプリを受賞。第 37 回日本打楽器協会新人演奏会最優秀賞。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト XVlll 「こうもり」に参加。東京交響楽団をはじめとする在京オーケストラの客演や吹奏楽部の指導・指揮、作編曲等幅広く活動している。打楽器を古川玄一郎、荻原松美、清水太の各氏に師事。
足立有司
茨城県出身。東邦音楽大学卒業。東邦音楽大学アドバンスコース1年次在籍。13歳より打楽器をはじめる。これまで打楽器を河野玲子、久一忠之、渡辺由美子、ドラムセットを石澤衛の各氏に師事。在学中、オーストリア・ウィーンに短期留学し、アントンミッターマイヤー氏にティンパニを師事。現在、在京の吹奏楽団やオーケストラ等で演奏経験を積み、中学・高等学校の打楽器指導にもあたっている。
亀尾洸一
国立音楽大学首席卒業。これまでに打楽器及びマリンバを加藤詢子、佐々木祥、杉山智恵子、上野信一、神谷百子の各氏に師事。第22回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞、第25回日本クラシック音楽コンクール第2位(1位なし)、第4回中国上海IPEA国際打楽器コンクール第1位。これまでに3回のリサイタルを開催、川島素晴作品世界初演(“Tattletale α”、” Tattletale β“)等、新作初演に意欲的に取り組む。
城戸優花
7歳よりピアノを、13歳より吹奏楽部で打楽器を始める。神奈川県立元石川高校を卒業後、東京音楽大学打楽器科へ入学。2019年度学内オーディション合格者によるソロ・室内楽定期演奏会にソロ部門で出演。2022年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVlll喜歌劇「こうもり」に参加。現在東京音楽大学科目等履修2年に在籍。これまでに菅原淳、西久保友広、柴原誠の各氏に師事。
佐藤直斗
洗足学園音楽大学を首席で卒業。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIIに参加。2020年にトーキョーコンサーツ・ラボにてソロリサイタルを開催し好評を博す。現在フリーランスの打楽器奏者として幅広いジャンルでの演奏、レコーディング活動を行う。これまでに打楽器及びマリンバを井上文子、渡邉弥生、石井喜久子の各氏に師事。
高瀬真吾
東京音楽大学を特別特待奨学生として、開学以来初の三年早期卒業にて修了。平成29年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてカールスルーエ音楽大学大学院ソリスト科を修了。
2011年第28回日本管打楽器コンクールにおいて、打楽器部門で史上最年少ファイナリスト及び三位入賞。 2022年サントリーサマーフェスティバルに出演。第3回三島現代音楽祭において、マイク・スヴォボダ作曲スネアドラム協奏曲を世界初演。
新野将之
埼玉県出身。国立音楽大学打楽器科を首席で卒業し矢田部賞を受賞。イタリア国際打楽器コンクール、チェジュ国際管打楽器コンクール、日本国際打楽器コンクールにて最高位受賞。映像やパントマイムなどを取り入れた独創的なステージを展開し、地域創造おんかつアーティストとして全国各地でリサイタル・アウトリーチ公演を開催。ブラックスワンプパーカッション社アーティストエンドーサー/東京音楽学院講師/東京コンサーツ所属アーティスト。
西村和
国立音楽大学に打楽器専攻初の特別給費奨学生として入学。 world marimba competition セミファイナリスト、東京国際マリンバコンクール第3位。2023 年国立音楽大学を首席で卒業とともに矢田部賞を受賞、同大学院へ首席入学と共に国立音楽大学大学院奨学金を給付され現在修士課程 1 年在学中。
藤澤仁奈
国立音楽大学打楽器科を首席卒業。武岡賞受賞。2016年The Great Plains 国際マリンバコンクール(アメリカ)第1位。2013年国際マリンバコンクール(ベルギー)第3位、併せて審査委員長Igor Lesnik賞を受賞。2015年ベルギーにゲストアーティストとして招かれソロリサイタルを行う。2017年より毎年ソロリサイタルを開催。2020年NHK-FMリサイタル・パッシオに出演。2021年にソロアルバム「Récital」(ALM Records)をリリース。(株)こおろぎ社neoria契約アーティスト。
曲淵俊介
国立音楽大学卒業。卒業後は、Sonic Interaction 2015にて世界的エレクトロニクスのCort Lippe氏とのDuoや、ソリストとして吹奏楽団との共演、テレビ番組でのアーティストバンドサポート、コルグのシンセサイザー「Nautilus」サンプリング等、幅広いジャンルでの演奏活動を行っている。「上野信一&フォニックス・レフレクション」メンバー。中世音楽合奏団「Laudesi TOKYO」打楽器奏者。甲斐清和高校音楽科打楽器専攻非常勤講師。
若﨑そら
第26回日本クラシック音楽コンクール第2位。第22回JILA音楽コンクールマリンバ部門第2位(1位なし)。第23回KOBE国際コンクールB部門最優秀賞並びに神戸市民文化振興財団賞受賞。他受賞歴多数。2018年デビューリサイタル、2019年コジマ録音よりCD「インプレッシヴ!」発売記念リサイタルを開催。河野真紀子、上野信一、木次谷紀子、平子ひさえ、神谷百子の各氏に師事。
〜岡原がこんにゃく座生活35年で知り合った萩京子のステキなソングたち!〜
オペラシアターこんにゃく座の歌役者、岡原真弓。2023年7月1日・サントリーホール ブルーローズ および 2023年6月22日・豊中市立芸術センター 小ホールにおける還暦記念リサイタルを完全収録したライヴ盤。
コジマ録音
[1] ひびかせうた 詩:木島始
[2] ロマンス 詩:俵万智
[3] 新しい人人 詩:与謝野晶子
[4] 馬 詩:マリー・ローランサン 訳:大島辰雄
[5] ルフラン ◆ 詩:岩田宏
[6] わたしは咳 詩:岩田宏
[7] 樹と樹の夢 詩:加藤直
[8] HELP ! ◆ 詩:吉原幸子
[9] ねむり 詩:まど・みちお
[10] いつかおとなになるきみへ〜小山田小学校のうた
詩:鄭義信
[11] ジャストマイサイズ 詩:朝比奈尚行
[12] わたしの好きな歌 詩:萩京子
[13] あるレヴュー・ガールがストリップの最中に考えること
詩:ベルトルト・ブレヒト 訳:野村修
[14] すももの歌 詩:ベルトルト・ブレヒト 訳:野村修
[15] 第三の乙女の歌 詩:佐藤信
[16] 赤いネクタイ 詩:山元清多
[17] ブルースだってただの唄 詩:萩京子
[18] 遺言 詩:宗秋月
[19] 山の動く日 詩:与謝野晶子
[20] きょうだいを殺しに 詩:高良留美子
[21] 手 詩:石垣りん
[22] 森の誘惑 詩:加藤直
[23] われら役者は… 詩:ウィリアム・シェイクスピア 訳:小田島雄志
[24] 明日晴れるかな 詩:鄭義信
[25] ぼくたちのオペラハウス 詩:萩京子
岡原真弓〈うた・アコーディオン〉
萩京子〈作曲・ピアノ〉
Recording Location:
Suntory Hall Blue Rose, 1 July 2023 (Live)
Toyonaka Performing Arts Center Small Hall, 22 June 2023 (Live)
ライヴ録音
2023年7月1日・サントリーホール ブルーローズ
2023年6月22日・豊中市立芸術センター 小ホール ◆
岡原真弓 OKAHARA Mayumi (歌役者)
1963年大阪生まれ。大阪芸術大学演奏学科声楽専攻卒業。卒業後、大阪のアムジーミュージックオフィスで小編成のオーケストラと公演活動を行う。1988年オペラシアターこんにゃく座に入座。こんにゃく座のオペラ『セロ弾きのゴーシュ』の楽長、『森は生きている』のおっかさん、『夏の夜の夢』のタイテーニア、『まげもん』のお春、『ネズミの涙』のおっかあ、『ピノッキオ』のキツネなど、座の多くの作品に出演。こんにゃく座オペラ塾、キラリ☆かげき団の演出、ワークショップ、コンサート等活動をひろげている。
萩京子 HAGI Kyoko (作曲家・ピアニスト)
1956年東京生まれ。1978年東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。現在オペラシアターこんにゃく座の代表、音楽監督。主なオペラ作品は、鄭義信の台本による、『ロはロボットのロ』、『さよなら、ドン・キホーテ!』、その他『金色夜叉』、『ピノッキオ』、『アルレッキーノ』など。合唱曲「飛行機よ」、「みるく世がやゆら」や古今東西の詩人の詩によるソング多数。劇団俳優座、前進座、劇団仲間等、こんにゃく座以外の劇団の劇音楽も多数手がけている。また、吉川和夫、寺嶋陸也とともに「緋国民楽派」同人。1987年より作品演奏会を行っている。