『パガニーニ：24のカプリス』
パガニーニ：24のカプリス Op.1
[CD 1]
第1番ホ長調 アンダンテ
第2番ロ短調 モデラート
第3番ホ短調 ソステヌート – プレスト
第4番ハ短調 マエストーソ
第5番イ短調 アジタート
第6番ト短調 (アダージョ)
第7番イ短調 ポサート
第8番変ホ長調 マエストーソ
第9番ホ長調 アレグレット
第10番ト短調 ヴィヴァーチェ
第11番ハ長調 アンダンテ – プレスト
第12番変イ長調 アレグロ
[CD 2]
第13番変ロ長調 アレグロ
第14番変ホ長調 モデラート
第15番ホ短調 ポサート
第16番ト短調 プレスト
第17番変ホ長調 ソステヌート – アンダンテ
第18番ハ長調 コレンテ：アレグロ
第19番変ホ長調 レント – アレグロ・アッサイ
第20番ニ長調 アレグレット
第21番イ長調 アモローゾ
第22番ヘ長調 マルカート
第23番変ホ長調 ポサート
第24番イ短調 主題と変奏：クアジ・プレスト
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
録音：2020年5月18日-19日＆31日、6月1日 ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
度重なる来日公演やCDの高評価によって日本でも高い人気を獲得している❝ヴァイオリンの妖精❞、アリーナ・イブラギモヴァによるヴァイオリン音楽の金字塔、パガニーニの『24のカプリス』。Hyperionはレーベルは、この作品の録音を以前から彼女に提案してきたものの、スケジュールの都合上、作品に対峙する時間が無く先送りが続いていたそうです。しかし、2020年初頭からの新型コロナ禍におけるロックダウンにより時間的余裕を得たイブラギモヴァが遂に提案を受け入れ、録音を決断。「これらの作品に隠れる場所はなく、練習の近道もない」と語ったアリーナ・イブラギモヴァが作品と真摯に向き合い、CD2枚に渡ってじっくりと演奏に取り組んだ、まさに満を持して臨んだ録音で、張り詰めた空気の中、たった1本のヴァイオリンが鳴り響く様が圧巻です。
