トレヴァー・ピノック&イングリッシュ・コンサート~アルヒーフ録音全集

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『トレヴァー・ピノック/イングリッシュ・コンサート~アルヒーフ録音全集』
トレヴァー・ピノック指揮イングリッシュ・コンサート

録音:
1970年代から1990年代
ARCHIV 486-2478(99CD+1DVD)
※輸入盤につき、日本語解説は付属していません。

●イギリスの古楽オーケストラ、イングリッシュ・コンサートが2023年に創立50周年を迎えます。それを記念して創立者で音楽監督のトレヴァー・ピノックとともにアルヒーフに行ったすべての録音が初めてまとめられ発売されます。CD99枚組+DVDのBOXセット。限定盤。J.S.バッハの三重協奏曲BWV1044は初CD化、ヘンデルのオラトリオ『サウル』の「葬送行進曲」は初発売となります。
●録音は70年代(バッハ:管弦楽組曲)から90年代(ヘンデル:『王宮の花火の音楽』[1749年版])にわたり、レパートリーはパーセル、ヴィヴァルディ、ヘンデル、バッハ、ハイドン、モーツァルトが中心ですが、他にもトーマス・アーン、チャールズ・エイヴィソン、バッハの息子たち、ウィリアム・ボイス、ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ、フランチェスコ・ジェミニアーニ、ピーテル・ヘレンダール、アントニオ・ソレール、ジョン・スタンリーなど魅力的で珍しい作曲家の作品も多数収められています。
●リザ・ベズノシウク、ケネス・ギルバート、ロイ・グッドマン、ポール・グッドウィン、ピーター・ハンソン、ヤープ・テル・リンデン、サイモン・プレストン、サイモン・スタンデイジなど偉大な演奏家たち、アーリーン・オジェー、バーバラ・ボニー、マイケル・チャンス、フェリシティ・ロット、アンネ・ソフィー・フォン・オッター、アンソニー・ロルフ・ジョンソンといった優れた歌手たちと共演しています。
●プーランクの『田園のコンセール』はピノックのチェンバロ・ソロ、小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団の演奏です。
●200ページのブックレットにはトレヴァー・ピノックとジョナサン・フリーマン=アトウッド(王立音楽院の校長)のエッセーの他、多くの写真が掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。
●DVDはローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で収録されたクリスマス・コンサートです。監督はクリストファー・スワン。

1970年代後半からイギリスで古楽演奏を牽引したトレヴァー・ピノック。気品あふれる演奏の数々は、まさにスタンダードと呼べるものばかりです。中でもヘンデルの演奏は今でも人気が高く、またハイドンやモーツァルトの演奏はピリオド楽器演奏の先駆的録音でした。まとめて聴くとその演奏のすばらしさも改めて体感していただけることでしょう。(山野楽器スタッフ)

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