CDを聴く CDジャケットを読む~第1回 中世イギリスの音楽と<英国製>刺繍~ 

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第1回 中世イギリスの音楽と<英国製>刺繍

『アルビオンで~イングランドの中世ポリフォニー』
パウル・ファン・ネーフェル指揮ウエルガス・アンサンブル
DHM 88985455212 輸入盤

クラシックCDにはそこに収録されている音楽や演奏のすばらしさはもちろんのこと、CDジャケットを中心としたその装丁も収録されている音楽と関連付ている非常に凝ったアルバムがたくさんあります。この企画では、主に古楽を中心に、一枚のCDを取り上げ、音楽内容とそのCDジャケットを掘り下げてご紹介し、その一枚のCDをとことんまで楽しもうという試みです。第1回は中世イギリスの音楽と英国製刺繍について取り上げます。

 今回取り上げるのは、中世・ルネサンス音楽の著名な学者であり、半世紀近く古楽界の第一線で活躍しているベルギーの指揮者パウル・ファン・ネーフェルとそのアンサンブル、ウエルガス・アンサンブルによるイギリス中世音楽のアルバム『アルビオンで』です。古楽ファンにはおなじみの存在であるパウル・ファン・ネーフェルは、これまで数多くのCDを製作していますが、とにかくそのアルバムの作りが異常なほど凝っていて、どれも、ここに目を付けるのか、という驚きの内容ばかり。いったいどこから探してきたのかと思うほど、今では忘れられた音楽を発掘・録音し、しかも常に高水準のパフォーマンスで、私たちに知られざる魅力的な音楽を紹介し続けています。
 その彼らが2021年発売のこのCDで取り上げたのが中世イギリス音楽。1300~1400年に作曲されたイングランドを中心とするイギリスの音楽を世界各地に残された資料を基に集め、その魅力を知らしめようというアルバムです。ちなみに「アルビオンALBION」とは、古い言葉でグレートブリテン島を指す言葉です。

収録曲目

1. 復活のいけにえに(3声の復活祭のセクエンツァ)
2. わが子、アブサロンよ – 善き日を無駄にしてはならぬ(3声のモテット)
3. 海の星がすべてを照らし(3声のカンティレーナ)
4. 乙女が人を救い(2声、3声のジメル)
5. 夏は来たりぬ(4声のカノン)
6. 喜べ、シオンの娘よ/私は探し物を見つけ出せるだろうか(モテット)
7. 川のほとりのアルビオンで(3声のバラッド)
8. 白きは百合を育てる/白い百合にして鳩(4声のモテット)
9. ロビン、あなたと離れて/来たれ、恩寵の母(2声のモテット)
10. 聴き!聴け!エヴァからアヴェが生まれた(キャロル)
11. 主よ カスバートの祈りを通して(3声)
12. 聖なるかな(3声)
13. 御子の御母よ、祈りたまえ(3声のセクエンツァ)
すべて作曲者不詳

『「夏は来りぬ」の楽譜(大英図書館所蔵)』

 中世後期にあたる14世紀には、大陸ではすでに、ギョーム・ド・マショーやフランチェスコ・ランディーニといった著名な作曲家が現れ、‶個人としての作曲家”に焦点が当たるようになっていました。しかし、この時代のイギリスの現存する音楽に作曲者の表記はありません。個人よりもイギリスという国で作られたことが重視されていたのでしょうか。こうした無名性にもかかわらず、残されている中世イギリス音楽は質が高く、個性に満ちています。
 CDの解説において、パウル・ファン・ネーフェルは、イギリスは中世の音楽において「栄光ある孤立」があったと主張しています。「栄光ある孤立 Splendid Isolation」とは19世紀後半のイギリス帝国の非同盟政策を象徴する言葉ですが、これと同じように、中世イギリスの音楽の匿名性によって大陸ではイギリスの音楽があまり知られることなく、孤立した状況であったからこそ、その音楽が独自性を持ち、大陸では用いられなかった技法が積極的に用いられ、テキストの選択においても独自の色を持っていたとしています。これには、イギリスが国家として確立されていった百年戦争(Ⅰ337-1453)と強い関連性があるようです。
 さて、中世のイギリス音楽の独自性とはどのようなものなのでしょうか。パウル・ファン・ネーフェルの解説を基に、収録曲目からその独自性を見ていきましょう。
 まず中世イギリス音楽の最大の特徴の一つが、3度と6度の和音の多用です。この和音は当時大陸では不協和音とされ、あまり用いられることはありませんでした。こうした3度と6度の特徴的な響きが顕著なのがトラック4と10です。上声部を2つのパートに分けて和音を形成させるGymel(Gimelとも)という技法が使われる曲です。また半音階も多用され、3や11で聴くことができます。特に3で使われる強烈な半音階技法は大陸では14世紀末にならないと登場しないそうですから、その独自性は際立っていますね。
 このような大陸とは異なる独自性を持っていたイギリス音楽ですが、またフランス音楽の影響も受けていました。6はテキストもフランス語で、フランスの写本に残されています。4つのパートのうち、3声はラテン語テキストを歌い、残る1つのテノールパートは当時のフランスでの流行歌の旋律を繰り返し歌う、大陸でよく用いられていた構成となっています。7ではアルス・スブティリオール(極めて繊細な技法)というフランスで隆盛を極めた複雑な様式によって書かれています。12ではその技法をイギリス流に昇華し、3度や6度の和音が多用され、さらに技工的な歌唱が要求される作品となっています。また5の「夏は来りぬ」は特に有名な作品で、世界最古のカノンとされています。複雑で技巧的な音楽がほとんどですが、シンプルな美しさが際立つ作品(13)でCDは締めくくられています。
 こうした中世での土壌があったからこそ、その後のルネサンス時代に、大陸のフランドル楽派とは異なる、明確な個性を持つルイギリス独特の音楽が出来上がっていったのでしょう。それは中世以後に登場するダンスタブル、タヴァナー、シェパード、タイ、タリス、バードといったイギリスの作曲家たちの音楽を聴くことで理解できます。大作曲家を数多く生み出したイギリス・ルネサンス時代は、イギリス音楽にとってひとつの黄金時代と呼ぶにふさわしいものでしょう。その黄金時代を準備したのが、このCDで取り上げられている名前の残されていない作曲家たちの音楽だったのです。

『Opus Anglicanum chasuble(メトロポリタン美術館所蔵)』背面全体図

 では次にCDジャケットの図像について、見ていきましょう。ここで使われているのは、収録された音楽が作曲された頃の1330-1350年頃にイギリスで作られたキリスト教の司祭が典礼で着用する司祭服(chasuble)に刺繍された図像の一部です。収録された音楽と同国同時代のものですね。メトロポリタン美術館所蔵のこの司祭服は、Opus Anglicanumと呼ばれる<英国製>を示すテキスタイルです。当時、英国製刺繍がある種のブランドとなり、大陸にも渡っていました。イギリス独自の工芸品的な売り込みがあったのかもしれません。この司祭服に刺繍された図像が、キリスト教の図像として大変分かりやすい、典型的なものですので、メトロポリタン美術館のWEB上の解説を参照しながら、一つ一つ細かくご紹介していきます。

『マギの来訪(Opus Anglicanum chasuble 背面中央部)』

 ジャケットに使用されている部分は、マギ(東方三博士とも、三王とも、三人の占星学者とも訳されます)の来訪を表したものです。左にいる聖母マリアの膝の上に乗る幼子イエスに老いたマギが聖杯のようなものを捧げています。3人のマギは、一般的に青年、壮年、老年の姿で描かれるのですが、まさにここにはそのそのとおりの姿で描かれていて(画面右手の二人のうち右が青年、左が壮年)、大変分かりやすい典型的な図像と言えます。ちなみにマギの三人には名前があり、カスパール(老人。受難の象徴である没薬を捧げる)、バルタザール(壮年。神聖さの象徴である乳香を捧げる)、メルキオール(若者。王権の象徴である黄金を捧げる)とされています。ただ、絵画や図像によって名前や持ち物が入れ替わることもあるので、注意が必要です。また、イエスの頭の上にはなにやら白い雲のようなものがありますが、これは6つの羽を持つ天使、セラフィムです。天使の位格第一位で、中央の顔から6つ羽が放射線上に伸びています。これも極めて典型的なセラフィムの描き方です。ちなみに位格第2位のケルビムだと羽は4枚になります。一般的に天使として有名なガブリエルやミカエルなどが属する大天使という位格は、実は下から2番目で、位格が下位なほど人間の姿に近づきます。顔と羽しかない(描かれない)セラフィムやケルビムは位格が高位な分、異形になるのですね。ここでは天使たちが主要画面の周りに装飾のように刺繍されていて興味深いものがあります。また天使と同じく周りを縁取る植物文様にはケルト文化の影響が感じられます。

『受胎告知(Opus Anglicanum chasuble 背面下部)』

 「マギの来訪」の下部には、神の御使いから乙女マリアが妊娠を告げられる、いわゆる「受胎告知」の場面が描かれています。左手には羽の生えた人物像がいますが、これが告知の天使である大天使ガブリエルです。先ほど見てように、大天使は天使の位格の下から2番目の位格ですので、人間の姿に近い形で描かれていますね。またガブリエルが持つ巻物上の紙には「Ave Maria Gratia Plena(アヴェ・マリア・グラツィア・プレーナ)」と「アヴェ・マリア」の歌詞が書かれているます。実は聖書の中の「受胎告知」(ルカ書)の場面では、ガブリエルは最初に「おめでとう、恵まれた方」という言葉を発していて、「おめでとう、マリア(アヴェ・マリア)」とは書かれていないのですが、あまりにも「アヴェ・マリア」のテキストが有名になったために、図像においても「アヴェ・マリア」の言葉がガブリエルの言葉として描かれることが多くなりました。まさにこれはその典型のような図像です。一方、マリアも何か文字の書かれた紙のようなものを持っています。拡大しても文字を正確に判読することができないのですが、おそらくラテン語で「ECCE ANCILLA DOMINI」と書かれているのではないかと思われます。これは「私は主のはしためです」と受胎を告知されたマリアがガブリエルに向って発した言葉です。またマリアの左上に鳥のような生き物がいますが、これは鳩で聖霊を表しています。マリアの体の中に聖霊が入り、受胎するのですね。これも受胎告知を扱った絵画ではよくある表現です。加えて天使とマリアの間にある花は白百合で、これはマリアの純潔を示しています。処女懐胎という神秘を示しているものです。これも受胎告知における典型的な表現です。こうして見てみると、この図像は受胎告知を描くお手本のような典型的図像であることがよく分かります。

『聖母の戴冠(Opus Anglicanum chasuble 背面上部)』

背面の上部には「聖母の戴冠」です。これはマリアが死後、天国に迎え入れられ、神から戴冠されるという場面を描いています。この図像は12世紀ごろからカトリックで描かれるようになったとのことですから、この例は比較的初期の事例と言えるでしょう。ちなみに聖母マリアは死後、自ら天に向かったわけではなく、神によって迎え入れられたのです。これを「聖母被昇天」といいます。‶被″昇天ですから、昇天は受け身なのですね。自ら天に昇れるのはイエスのみなのです。「聖母マリアの被昇天」を、「昇天」と記したり、訳したりしている文章が今でも意外と多いので、この点には注意が必要です。
 さて、こうして背面部全体の構成を見てみると、下部に「受胎告知」、真ん中に「マギの来訪」、上部に「聖母の戴冠」と下から順に時系列になっていることが分かります。エピソードの多いマリアの生涯を考えるとずいぶんアバウトな選択ですが、重要な三場面を抜き出したとも言えるでしょう。

『ペテロとパウロ Opus Anglicanum chasuble正面中央』

 さて、今まで見てきたマリアに関する図像はすべて背面に刺繍されたものでした。正面には一体なにが描かれているのでしょうか。せっかくですので、見てみましょう。まずは正面の中央部です。左には鍵を持っている人物、右には剣のようなものを持っている人物がいますね。鍵を持っている人物はペトロです。イエスに従った使徒の一人です。カトリックではイエスから「天の国の鍵」を受け取った人物として権威を与えられ、ローマ教皇の祖とされています。ですから、図像においては「鍵」を持った姿で描かれることが多く、鍵を持っている男性の聖人ならばほぼペトロだと推測できます。こうしたある人物を特定する持物を美術用語で「アトリビュート」といいますが、「鍵」は実に分かりやすいアトリビュートの一つとなっています。ちなみにこの図像で右手に持っている書物はおそらく聖書で、教皇の祖であり、聖書の中にもペトロが書いたとされる「ペトロの手紙」という文書がありますので、その理由で描かれているのだと思います。続いて右の剣を持つ人物ですが、これはパウロです。はじめはキリスト教徒を迫害していたものの、神の啓示によって回心し、熱心な信者になったという経歴の聖人です。なぜ剣を持った姿で描かれるかというと、パウロが殉教したときに剣が処刑具として使われたからです。すなわちパウロは斬首されたのです。アトリビュートにはその人物が処刑された道具(聖カタリナの車輪など)が描かれることが多いのですが、これもその典型的な例です。カトリックにおいてペトロもパウロも最重要人物ですので、司祭服の中央に二人が位置しているのは当然かもしれません。

『アンデレとヤコブ Opus Anglicanum chasuble正面下部』

 正面下部にも二人の人物がいます。左の人物はエックス状の物を持っています。これがこの人物を特定するアトリビュートで、彼はイエスに従った使徒の一人のアンデレです。このエックス状のものは、アンデレが殉教したときに架けられたもので、「アンデレの十字架」と呼ばれています。これも非常に特徴的なアトリビュートで、これを持っている聖人像はたいていアンデレです。右の人物は特徴的な帽子をかぶっており、右手には杖を持っています。その杖には貝殻のようなものが描かれていますね。このアトリビュートからヤコブであることが分かります。ヤコブはイエスに従った使徒の一人で、死後その遺体はスペインに運ばれたとされています。9世紀にヤコブの墓がスペインの地で発見されると、その地はサンティアゴ・デ・コンポステーラ(サンティアゴはスペイン語で聖ヤコブのことで、全体で「聖ヤコブの星の野」の意味)と呼ばれるようになり、エルサレム、ヴァチカンと並ぶカトリックの大巡礼地となりました。そのことから巡礼者の守護聖人となり、帽子や杖を持つ巡礼者の姿で表されることになりました。ホタテ貝はサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路において、巡礼者を泊める宿の目印に使われていますが、ホタテ貝がヤコブと結び付けられるようになった理由には、ヤコブが旅の時に持っていた、ヤコブの遺体を運ぶ舟に付いていたなど諸説あり、確定されていません。いつの頃からかヤコブのアトリビュートとなって親しまれているのです。聖人が自分たちと同じ格好で描かれるのですから、巡礼者たちにとって、ヤコブは親しみやすい存在だったのでしょう。
 正面上部には、「イエスの洗礼」が表現されていたようですが、後世切り取られてしまい、現在では判別しにくい状態になってしまっています。ですが、これは洗礼を授ける司祭を示し、教皇の祖であるペトロ、キリスト教の初期に伝道師として重要な役割を果たしたパウロ、イエスの使徒二人が刺繍で描かれた図像はこれを着る司祭の威厳に役立ったでしょう。それにしても、凝った装飾が随所に施されて、しかもそれが全部刺繍なのですから驚きです。この豪奢な服を司祭が儀式で着用したら、それはそれは神秘的で荘厳な雰囲気を醸し出したことでしょう。
 この司祭服は、図像自体は典型的ながらも、豪奢で繊細な刺繍技術で再現されることによって中世イギリスの独自性を獲得しています。<英国製>を誇るだけはありますね。そこにこそ、大陸とは異なる独自の個性を持った中世イギリスの音楽との共通点があるのです。「栄光ある孤立」の存在だったからこそ生まれた個性を強みとして大陸の芸術との差別化を図る、という点がこの時代のイギリスの芸術の特徴だったのかもしれません。

いかがでしたでしょうか。このように、古楽の優れたCDはその収録された音楽だけでなく、装丁に用いられた画像など数多くの情報を含んでいます。本当にすごい情報量です。それらを綿密に調べていくと、CD全体に込められたアーティストたちの意図や思いを感じ取ることができ、1枚のCDをより深く楽しむことができます。残念ながらそうした意図についてCD付属の解説書にさえ明確に書かれていることは多くなく、また解説してくれる評論やレビューも同様に少ないのが現状です。しかし、せっかくCDを購入して聴くのならば、その1枚を隅から隅まで楽しみたいですよね。できる限りみなさまのお役に立てるよう、またこのようなCDを見つけ、ご紹介していきます。次回の「CDを聴く CDジャケットを読む」にご期待ください。


 おまけです。今回、CDジャケットを”読んで”いく手法を、図像学=イコノグラフィと言います。描かれている図像をアトリビュートなどから判別していくものです。これによってその図像の意味が浮かび上がってくることがあります。この図像学を知っていると、西洋絵画を見るのが格段に楽しくなるだけでなく、西洋音楽を理解するのにも役に立ちます。特に古楽を聴く場合には絶対に知っていた方が楽しいです。そんな図像学を学ぶのに最適な事典が、ジェームズホール著(高階秀爾監修)「西洋美術解読事典」(河出書房新社)です。私は学生の頃から愛用していますが、2021年4月に普及版が出版され、お求めやすくなりました。これ一冊手元にあれば、絵画を鑑賞するのがより楽しくなります。また西洋美術におけるさまざまな主題や象徴が掲載されているので、古楽を知る上でも役に立つこと請け合いですので、お求めになることを強くオススメします。
 さらに、図像学を用いて特定した図像を、描かれた当時の社会的、政治的、文化的、精神的な背景に照らし合わせ、それがどのような意味を担ったのかを多角的に探る学問のことを図像解釈学=イコノロジーと言います。さまざまな資料・史料を基にするので大変複雑で根気も必要とされ、さらに答えありきの恣意的な解釈になり得る危険性を孕んではいるので、批判もあるのですが、これも実に興味深い学問です。最近ではイコノロジーの入門書籍や分かりやすい解説書もたくさん出版されていますので、ご興味がある方はぜひ読んでみてください。これも古楽を理解する上で実に役立ちます。最近ではイコノロジーという言葉が独り歩きして、安易に使われたり、間違って使われたり、図像学との混同が見られたりすることがあり、さらに誤解されたまま批判されるという事態さえあって、かつて学んだ者としては大変悲しい思いをしているのですが、イコノロジー自体は現在でもある表象を解釈する有効な手法であると思います。少なくとも私が美術を鑑賞し、音楽を聴く上で現在でも大変役立っています。美術だけでなく音楽をもより深く理解できるようになるイコノグラフィとイコノロジー、ぜひチャレンジしてみてください。

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