目次
『ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集』
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77、ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
ウラディーミル・ユロフスキ指揮スヴェトラーノフ記念ロシア国立交響楽団
録音:2019年2月7日-8日、チャイコフスキー・コンサート・ホール(モスクワ)(第2番)
2019年7月3日-4日&7日、ニューエルサレム博物館(モスクワ)(第1番)
度々来日公演も行い、日本でも多くのファンを獲得しているイブラギモヴァによる生まれ故郷の作曲家ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲集。ダヴィド・オイストラフに捧げられたこのロシアのヴァイオリン協奏曲の傑作を、ロシア出身の俊英ユロフスキーと、ロシアの巨星スヴェトラーノフの名を冠したオーケストラとともに録音しています。夜想曲、スケルツォ、パッサカリア、ブルレスケという個性的な構成を持つ大規模な第1番、オイストラフの還暦記念として作曲されたという第2番。個性の異なる2曲を、イブラギモヴァは鮮烈な技巧で弾きまくります!特に第1番のパッサカリアは圧巻です。ユロフスキーが指揮する超重量級のオーケストラも、驚くほどパワフルな演奏を披露。ショスタコーヴィチ録音の新たなスタンダードとなり得る録音になっています。